よくある?眼窩疾患について
T.バセドウ病
バセドウ病
上眼瞼後退
眼瞼腫脹
眼瞼溝(Sulcus)がなくなって、眉毛が付け根から突き出る
バセドウ病眼症
明室で診察
>眼瞼異常:暗室では分りづらい
>眼球突出度:暗室では測れない
顔写真…眼底写真のように変化を見る
視力低下…眼の所見にとらわれず眼窩内病変も疑う
MRI…診断に必須
バセドウ病自然経過
治療で良くなるが元通りには戻らない
眼症には活動期があるが、活動期終了後も自然経過として眼症は徐々にしか良くならない
バセドウ病 Late phase
繊維化
脂肪変性→眼球突出
甲状腺眼症の活動性の評価:Clinical activity score (CAS)
後眼窩の自発痛や違和感
上方視、下方視時の痛み
眼瞼の発赤
眼瞼の腫脹
結膜の充血
結膜の浮腫
涙丘の発赤・腫脹
バセドウ病眼症のマネージメント
初期(活動期)…流涙
末期…ドライアイ
バセドウ病眼症に対する治療方針
中等度以上で活動性あり→ステロイドパルス+放射線
90%に有効
30%に眼球運動制限が残る
全身副作用はきわめて多彩
まぶたの腫れ
経結膜上眼瞼挙筋ケナコルト注入
20%に有効
15%が増悪
0.7%に緑内障発生
U.リンパ増殖性病変
診断
臨床像
遺伝子解析
ミクロ・マクロ病理
染色体解析
MALTリンパ腫
リンパ節外のリンパ濾胞の周囲のB細胞リンパ腫
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