麻痺性斜視への取り組み
斜視の治療目的
子供→両眼視機能の獲得
大人
複視(+)→複視の消失
複視(−)→整容、眼精疲労の消失
麻痺性斜視
予後
複視消失率 約9割が自然寛解
しかし外傷性は5割しか治らない
検査
眼位、ヘス、9方向写真
頭部CT・MRI…頭蓋内病変、甲状腺眼症、骨折等
採血…甲状腺異常、重症筋無力症
斜視の種類
水平
固定内斜視…脱臼
上下…滑車神経麻痺等、Head tilt
代表的手術:Knapp術(水平筋上方移動術)
回旋…甲状腺眼症等
代表的手術:下直筋鼻側水平移植
回旋の有無
眼底写真で中心窩が乳頭の中央から下縁の間にあれば正常
複視消失の目標
正面位、読書眼位での消失
全眼位での消失は無理
手術回数
微調節を含む2回をあらかじめ予定
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