ムコスタ点眼液のこれから
涙液の構造
油層
ムチン/液層…分泌型ムチン
糖衣…膜型ムチン
ドライアイの概念
涙液−眼表面上のinter actionの異常
涙液−眼表面を一つのunitと考える
涙液の不安定化→悪循環
涙液の不安定性→上皮障害→涙液保持能低下→涙液の不安定化
ムコスタの抗酸化(炎症)作用
ドライアイ→角膜上皮障害→(二次性)炎症(白血球、炎症性サイトカイン、酸化物質)
ムコスタはそのいずれにも作用する可能性あり
細胞膜+tight junction=バリア…角膜上皮の健常性
酸化ストレスによる角膜上皮への影響
ムコスタ→TER(経上皮電気抵抗)↑
角膜上皮細胞を過酸化水素を添加して酸化ストレス化(SV40)
tight junction障害→TER↓
ZO-1=TJ関連タンパク
過酸化水素でZO-1の欠損
ムコスタで欠損抑制
ムコスタ
膜型ムチン↑
分泌型ムチン↑
胚細胞から緩徐に↑
結膜の胚細胞数を↑
2週間以上継続で効果
副作用
苦味 16%
霧視 1〜2分
ジクアス+ムコスタの相加効果
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