ドライアイの定義
 日本になくてDEWSにあるもの
  コアメカニズムとして「炎症」を重視
 浸透圧上昇→炎症を回るサイクル

 米国
  シクロスポリンのみが医薬品として認可
  説の弱点:プラグによる奏功機序を説明できない
 日本
  涙液層不安定化→角膜上皮障害

炎症の原因
 アレルギー性結膜炎…ヒスタミン
 白内障術後…PGs
 RA…IL-6,TNF-α
 ドライアイ…炎症起因物質ははっきりしていない

炎症主体のドライアイでは抗炎症療法が適応となる
 シェーグレン症候群
 スティーブンス・ジョンソン症候群
 眼類天疱瘡
 眼瞼炎(MGOの一部)

酒さ rosacea
 白人に多い
 赤ら顔
 眼瞼炎、ドライアイ、フリクテン様炎症

眼瞼による摩擦
 CCh…ムコスタ適応?
 SLK
  眼瞼との摩擦説が有力だったが、現在は上方のCCh説が有力
  ムコスタ有効例多い
 LWE(lid wiper epitheliopathy)
  眼瞼の瞼縁と眼球との「摩擦」が原因
  上・下であり
  ムコスタ適応?
ドライアイと炎症をめぐって

Copyright © Sugimoto Ophthalmic Clinic All Rights Reserved.