胃粘膜障害と炎症
 〜細経経鼻内視鏡を用いた検討から〜
T.胃粘膜と角膜

    胃粘膜  角膜
 血管 +++  −
 神経  −   + (痛覚)
 粘液  +   + (MUC1は角膜から消化管すべてにある)


U.ピロリ菌感染率

 20歳以上 16%
 50歳台  70%

 最近は感染率低下


V.ピロリ菌

 炎症を起こす
 
 胃癌因子
  ◎ピロリ菌→胃腺の破壊→萎縮性胃炎
  遺伝
  ストレス
  喫煙
  塩分

W.NSAIDSと消化管粘膜

 アスピリンとアスピリン以外のNSAIDSは胃出血のリスクは同じ
 びらん・潰瘍が24hでできる
 ムコスタ併用で抑制

X.消化管粘膜におけるムコスタの効果

 ムコスタは酸を抑制しないでアスピリンからintercellular tight junctionを守る
 PGと同じ効果
 ムチン分泌↑
 ピロリ菌による炎症細胞の出現を抑える
  IL-8産生抑制
 ムコスタはNSAIDSからtight junctionを守り小腸粘膜障害を抑える

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