トーリックIOLの使用経験
乱視
 全乱視≒角膜乱視+水晶体乱視
  角膜乱視…ケラト

 正乱視:上下左右対称
 不正乱視:上下左右が対称でない

トーリックIOLの適応
 @角膜乱視を有すること
   1.5D以上?(医者により異なる)
   白内障手術により水晶体乱視による乱視の打ち消しがなくなる
 A正乱視
   不正乱視がない
   角膜形状解析でassymmetry→円錐角膜だと不正乱視なので適応外
 B水晶体嚢が健全
   トーリックIOLはループの位置は決まっている
   →tearをさけてループ位置を調整できない

IOLの準備
 Step1…IOL度数計算
 Step2…乱視度数・軸決定
     acrysoftoriccalculator.com

術式
 @基準点マーキング
   乱視軸とIOL
    3°ずれる毎に10%の効果減弱
    30°のずれで乱視矯正効果がなくなる
 Aトーリック軸マーキング
 BIOL軸の調整
   マーキングとIOLのトーリックマークを合わせる
   だいたい合わせて挿入
   粘弾性物質除去
   ループは伸びると同時に回転
   フックで軸合わせ

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