角膜実質
 コラーゲン
 プロテオグリカン


フラップを作らないPRK

 角膜表層欠損後実質のアポトーシス
 創傷治癒過程でのコラーゲン復位
  正常 T型コラーゲン
  創傷治癒後 W型コラーゲン
 LASIKと異なりPRKでは組織の瘢痕収縮が起こる
  上皮の厚さを取り戻そうと創傷後上皮の厚みを増す
 平滑筋型アクチンの出現
  筋線維芽細胞…実質細胞の活性化
  角膜実質細胞の分裂・アポトーシス
   PRK>LASIK


LASIK

 合併症
  flap trouble
   free cap
   button hole
   dislocation of the flap by injury
  感染症
  DLK(Diffuse lamellar keratitis)
  ectasis
  regression


フェムトセカンドレーザー

 光切断 photodisruption
  マイクロ秒>ナノ秒>ピコ秒>フェムト秒>アト秒
   Nd:YAGレーザー…ナノ秒
  短時間に照射されるレーザー
  熱変性を起こさない

 臨床応用
  LASIKフラップ作成
  角膜移植
  ICRトンネルカット
  老視矯正
  AK、CRI
  reLex(FLEXとSMILE)

 原理
  レーザーパルス波の焦点を絞る
    ↓
  プラズマ爆発
    ↓
  空洞を連結

  角膜実質の蒸散は中央と周辺で不均一

 術中合併症
  サクションロス
  サイドカットからの出血
  一時的なガス混濁

 短所
  LASIKではフラップのセンタリングはだいたいで良いが、フェムトでは瞼裂が狭いとサクションをかけられない

 長所
  LASIKの合併症である以下が少ない
   晩発性の鈍的外傷によるフラップの剥離
   三叉神経破壊による知覚鈍磨→ドライアイ、創傷遅延

 ReLEX
  次世代の屈折矯正視力
   フェムトセカンドレーザーによるlenticule作成
フェムトセカンドレーザーLASIKと
エキシマレーザーに依存しない屈折矯正手術

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