緑内障:薬物治療のアップデート
PGs:日内変動を↓
   仰臥位・座位にかかわらず
   POAG、OHで25%↓、NTG20%↓
   個体差あり
   充血を発症しやすい

DUES 3ヶ月での発現率
 キサラ  0%
 トロボ 40%
 タプロ 20%
 ビマト 50%

アイファガン
 チモロールより効果はやや弱い
 BAK(−)
 神経保護作用が期待される(米の報告)
 副作用
  局所:濾胞性結膜炎(6ヶ月位してから)
  全身:とくになし
     ときに傾眠傾向
 禁忌
  低体重出生児、新生児、乳児、2歳未満

効果の違い
 トラフでの強さ順
  PGs
  β
  α2
  CIA
 時間帯と効果
  PGs、CAI:1日を通じて
  β:日中強い、夜間弱い
  α2:夜間は効果少ない

配合剤の位置づけ
 単剤併用に匹敵する効果
 アドヒアランス向上
 しかし、もともとアドヒアランス良好の場合は効果↓か
 配合剤点眼は、夜?朝?どちらがよいか→結論が出ていない

ジェネリック
 主剤同じ
 添加物が同じとは限らない
 製造承認のバリアが低い→品質に差?
 生物学的同等性…健常男性を対象にしている
 院外処方の場合どのジェネリックになるか院外薬局次第
 3割負担の場合の負担額の違い
  チモロール 年間4,000〜6,000円の負担減
  ラタノプラスト 年間600〜3,600円の負担減
 BACフリーもあるのでアレルギーがある場合選択肢の一つになる可能性あり

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