乳幼児の内斜視
2タイプ
 ・乳児内斜視
 ・調節性内斜視

まず眼底検査
 基質異常による斜視はかなりある
  Retinoblastoma
   初期症状が斜視だけのことあり
   必ずしも白色瞳孔とは限らない
  視神経形成異常
   乳頭・脈絡膜コロボーマ
 機能弱視による内斜視
 脳性麻痺
 未熟児
  脳室周囲白質軟化症(PVL)
 Duane症候群
  外転障害、内転時瞼裂径小、眼球後退

視覚の発達
 0M 中等度遠視、単眼固視
 4M 両眼固視、立体視
 1Y 良好な融像
 2Y 森実ドットカード可能
    Lang stereo test可能

立体視のスクリーニング
 2 pencil法
  上下で2本の鉛筆の先を合わせる
 Titmas stereo test
  7/9 60秒で中心窩融像

M系とP系
 M系 大細胞系 Y細胞 傍中心窩 動態覚(物の動きや伝達、追視)
 P系 小細胞系 X細胞 中心窩  形態覚(精密な視力・立体視・色)

 乳幼児内斜視が発症する時期で、動態覚や形態覚の障害が決まる
 早期ならば、M系もP系も発達しておらず両方が障害

乳児内斜視
 斜視角が大
 上下偏位の合併多

 6ヶ月以内の超早期手術が検討されるが、自然軽快に注意
  27%が保存的治療で8刪ネ内の良好な眼位に
 手術適応
  斜視が固定
  40刪ネ上
  +3.00D以下

調節性内斜視
 まず完全矯正
 治療で正常になるのが半数
 10剿「満が目標
 周辺融像→中心(窩)融像と回復、ただし中心融像まではなかなか回復しない

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