外眼部感染症診療のポイント
問診
①ヘルペス、カタル性角膜炎、再発性角膜びらんの既往
②前医 抗生物質・ステロイド点眼の使用
③全身:アトピー、自己免疫疾患、糖尿病
④外傷
⑤乳幼児との接触生活→肺炎球菌(30歳台と60歳台に多い)
⑥鼻閉→黄色ブドウ球菌
⑦コンタクトレンズ
重要な細菌
グラム陽性球菌:黄色ブドウ球菌、肺炎球菌
グラム陰性桿菌:インフルエンザ菌、緑膿菌
角膜擦過
細菌は上皮
真菌は実質
角膜感染症での入院
細菌と真菌は半々
アカントアメーバ 4%
緑膿菌
CLが原因…若年者…ケースの汚染
鼻涙管閉塞…高齢者…溜まった涙液で増殖
輪状膿瘍
初期はムチン様物質付着、不整形
治療:キノロン点眼 1時間毎のようにしっかりと
一過性炎症増悪
緑膿菌、モラクセラ
PED(遷延性上皮欠損)
円形、灰白色
菌は陰性
治療:抗菌薬↓、消炎薬・ステロイド↑
セラチア
CLケース
MSSA(黄色ブドウ球菌)角膜炎
アトピー
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)角膜炎
キノロン耐性
易感染性眼表面
肺炎球菌角膜炎
小児からの飛沫感染
軽い外傷を契機
6歳以下の健常小児で肺炎球菌とインフルエンザ菌保菌率50%
細菌性結膜炎
3大起炎菌
黄色ブドウ球菌
インフルエンザ菌
肺炎球菌
黄色ブドウ球菌
片眼が80%
インフルエンザ菌
感冒症状を伴いやすい 75%
両眼 55%
肺炎球菌
小児接触率高い 90%
両眼 60%
球結膜充血が強い
EKCと間違えやすい
細菌性角膜炎
MSSA、グラム陽性球菌疑い:フルオロキノロン(1時間毎)+セフェム系(1時間毎)
緑膿菌、グラム陰性桿菌疑い :フルオロキノロン(1時間毎)+アミノグルコシド系(1日4~5回)
夜間受診なら、2つの点眼薬を交互に15分毎に3時間点眼
グラム陽性球菌の炎症遅延(感染アレルギー)
ステロイド点眼のタイミング
抗菌点眼後ある一定の効果後ぐずぐずして治らないとき
併発症としての細菌性角膜炎
マイボーム腺炎、眼瞼炎
涙道閉塞、慢性涙嚢炎
毒素に対する反応?
遅延型過敏反応?
眼瞼角結膜炎 Blephalokeratoconjunctivitis
治療:マクロライド、テトラサイクリン長期内服
ミノサイクリン内服のみで角膜フリクテン、角膜上皮炎、遷延性周辺部角膜炎を治癒可能
再発しやすい結膜炎
鼻腔内黄色ブドウ球菌保菌率 90%と高い(permanent carrier)
Copyright © Sugimoto Ophthalmic Clinic All Rights Reserved
.