小児の角膜径
 平均10mm。11mmまで正常

小児の角膜厚
 540μm(成人と同じ)

小児の眼軸長
 生直後 17cm、1才 21cm、3才 22cm

病型内訳
 早発型が最多
 先天性の小児の緑内障=発達緑内障と定義

治療
 手術
  隅角切開術または繊維柱帯切開術が第一選択
 乳頭陥凹は同心円状に拡大するが、治療で戻ることがある(一部可逆性)

弱視の原因
 @不同視
   片眼緑内障→片眼の眼軸長↑→近視化
 A角膜障害
   羞明
 B形態覚遮断
   眼帯

羞明への対策
 サングラス
  照度自体を低下させるので、視機能発達段階では危険
 偏光レンズ
  大丈夫だが効果なし
 遮光眼鏡(トーカイ)
  400〜500nmの青色波長を抑える
 サイドシールド(手作り)
 つばの広い帽子
小児の緑内障に出会ったら

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