網膜細動脈瘤とCRVO
網膜細動脈瘤
 
 中高年女性に多い
 高血圧が多い
 第3分枝以内の網膜動脈
 出血により急激な視力低下ありうる
 FA/IA:動脈瘤

 特徴的所見
  OCT
  後極部の内境界膜下の出血
   内境界膜下出血は網膜細動脈瘤と血液疾患のみ
  しばしばniveau形成

  内境界膜下出血、網膜下出血の両方があれば確定的
  ガス注入、t-PA+ガス硝子体注入、t-PA網膜下注入
  通常、網膜下にt-PA注入+ガスタンポナーデ

 滲出型網膜細動脈瘤
  動脈瘤だけでは自覚症状が無いこともある
  出血が無くても視力低下することがある
  出血に滲出性網膜剥離
   通常SRDは広範囲にわたる
  治療:PC/抗VEGF阻害剤
  視力予後良好
  細胞外層の浮腫とSRFに連絡
   細胞外表面の裂隙
   BRVOでもアーケード外にできてもSRDが起こりうる
   旧名distant effect
  滲出性変化が遅延する→細胞の萎縮、血液の沈着

CRVO

 軟性白斑retinal whitening:虚血のサイン
  軸策の能動輸送が障害

 虚血型
  NVGの予防が必要
  抗VEGF阻害剤しても緑内障は起こりうる
   発症を遅らせているだけか?
  PCが必要

 FAにて虚血型、非虚血型の鑑別が必要
  虚血型→汎PC
 ME→抗VEGF阻害剤

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