RPに対する遺伝子治療の臨床応用
疫学
 5,000人に1人 日本に3万人
 失明原因の第2位(↑)

原因
 原因遺伝子約70種同定
 遺伝形式多様(孤発例多い)

合併症
 白内障
  後嚢下40〜50%)
  若年発症 手術年齢47才位
 緑内障
 黄斑疾患
  CME
   10〜40% 両眼性
   改善(EZ+)≦不変・悪化(EZ−)
   ドルゾラミド(トルソプト)点眼 1日3回が半分位の症例で有効
    3ヶ月で有効性を判断
    無効の場合はステロイド点眼や病院紹介
  ERM
  MH
 硝子体混濁
 Asteroid hyalosis(AH)

病態
 原因遺伝子
  杆体細胞が細胞死
   夜盲
   周辺視野狭窄
  錐体細胞が細胞死
   視力低下

 RPと慢性炎症
  硝子体中に混濁
   眼内に炎症
   サイトカイン・ケモカイン濃度↑
  後嚢下白内障・ERMに影響か

 酸化ストレス
  硝子体中に8-oxo-4G蓄積
  ミクログリアを活性化し病態を悪化(網膜貧食)

 網脈絡膜循環
  黄斑部MBR↓

新しい治療
 人工網膜
 網膜移植
 網膜再生(ES cell,iPs cell)
 遺伝子治療
  原因の遺伝子を治療…理想的
   欠損遺伝子を補充
  遺伝子による治療
   機能的な遺伝子で病態をコントロール

遺伝子治療のコンセプト
 レーバー先天盲(LCA)
  遺伝子の治療が英・米でスタート
 コロイデレミア
  英で臨床研究スタート

 網膜神経節細胞に光を受容させる
  チャネルロドプシン
 アポトーシスを防ぐ
  神経栄養因子を使った視細胞保護療法
  サル免疫不全ウイルスベクター(SIVベクター)
   安定した遺伝子発現
   PEDF 色素上皮由来因子

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