斜視治療の課題と解決策
斜視手術の分類
外斜視 44%
内斜視 31%
子供の内斜視
乳児内斜視
後天性内斜視
調節性内斜視
非調節性内斜視
調節性内斜視 Acommodative esotropia
発症年齢が遅いので両眼視機能の予後は良い
眼鏡で治療
遠視…単眼レンズ、多焦点レンズ、累進レンズ
原因
遠視(屈折性調節性内斜視)
高AC/A比(非屈折性調節性内斜視)…多焦点レンズ
治療後の近見斜視角
10刪ネ下
眼鏡+プリズム+手術 93%
眼鏡のみ 65%
近見立体視の比較
どうしても立体視なしがある→外斜視へ移行しやすい
プリズム、手術の追加
先天性乳児内斜視
6ヶ月時、100%両眼視・立体視(+)…発症時期
間歇性外斜視 Intermittent exotropia
発症が遅い(生後6ヶ月以降)
両眼視機能の予後は良好
近見時は外斜位
近見立体視は保たれやすい
術後の戻りが多い
とくに遠見の外斜視が再発しやすい
遠見立体視の予後は不良
240sec以下は30%しかいない
術後の戻りが原因
どんな術式でも戻る
立体視の測定
近見立体視 Circle
1/9 800sec
7/9 60sec 以下で正常
9/9 40sec
遠見立体視…市販の器械なし
年齢と立体視の自然推移
近見 7才で70%が80sec以下に改善
遠見 10才で70%が80sec以下に改善
*5才から7才までは乖離していて10才で追いつく
就学前から小学校低学年では、遠見立体視不可は異常ではない
間歇性外斜視は小学校高学年まで手術せず経過を見ても良いかも しれない
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