ぶどう膜炎の外科療法
T.診断的手術
日本の眼内炎
3大ぶどう膜炎(サルコイドーシス、原田病、ベーチェット病)
約半数は感染症
約4割は同定不能
治療抵抗性→生検を検討
前房穿刺、硝子体生検…しないと分からないのがある
例)眼内悪性リンパ腫
粘性のある前房蓄膿…白血病を疑う
U.ぶどう膜炎と白内障手術
ぶどう膜炎と白内障
@眼炎症それ自体が白内障を誘発
Aステロイドの副作用
白内障手術のリスク
@後部虹彩癒着による散瞳不良
Aチン小帯脆弱
B術前後合併症
C炎症再発
白内障手術のベネフィット
@患者が見えるようになる
A眼底観察が可能になる…原田病が分かったことがある
B後部虹彩癒着を解除
ベネフィット>リスクなら手術適応
V.ぶどう膜炎と硝子体手術
ぶどう膜炎に対する硝子体手術
適応
明らかな眼内増殖性病変
遷延性硝子体混濁
ストレス
術後炎症・合併症リスクが高い
ぶどう膜炎そのものを治せない
コントロール
トリアムシノロンを術後意図的に残す
TA消失まで32日間
硝子体に炎症因子を溜め込んでいる可能性
→除去・クリアランス向上が期待できる可能性
視力改善 53%
炎症改善 94%
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